【YouTube広告完全攻略】広告の種類、仕組み、課金方式、出稿方法まで徹底解説
2017/05/02

- ■目次
- 高まる動画の有用性。 YouTube動画広告の活用もマストに
- YouTube動画広告は5種類
- YouTube動画広告の料金・課金体系
- YouTube動画広告の出稿までの流れ・設定方法
- YouTube動画広告で利用できるターゲティング
- YouTube動画広告の企業事例
- まとめ
高まる動画の有用性。YouTube動画広告の活用もマストに
Google Japanの発表によると、2017年の日本のネット人口のうち、18~64歳の82%がYouTubeを視聴しているほど、インターネット利用においてYouTubeの存在は大きくなっています。 企業もその存在に注目しており、サイバーエージェントの調査によると2018年の動画広告市場規模は、1,843億円と昨年対比134%となる見通しです。また、モバイル動画広告需要は1,563億円と昨年対比143%となり、動画広告需要全体の85%を占める見込みです。この勢いは2019年以降も続くとみられ、2020年の動画広告市場規模は2,900億円と予測されています。YouTube動画広告の事例と効果
アメリカのアラスカ州にあるスキー場・Majestic Heli SkiはYouTubeチャンネルでロッジや夕食、スキーの様子が分かる動画を配信しています。このスキー場オーナーは、YouTubeに動画をアップロードするようになってから5 年で顧客基盤が 400% 以上拡大し、YouTube を導入してからは売上げが毎年約 25% 増加していると述べています。 <iframe width=”560″ height=”315″ src=”https://www.youtube.com/embed/wf-UMK7YCc4″ frameborder=”0″ allow=”accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture” allowfullscreen></iframe>YouTube動画広告は5種類
YouTube動画広告には主に6つの種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。 ①TrueView(トゥルービュー)インストリーム広告 TrueVeiwインストリーム広告は、動画コンテンツと同じ枠に流れる広告です。再生のタイミングによって次の3つに分かれます。 ・動画再生前:プレロール ・動画再生中:ミッドロール ・動画再生後:ポストロール また、広告試聴5秒後にスキップできる「スキッパブル広告」とスキップできない「ノンスキッパブル広告」があり、最初の5秒でいかに視聴者の目を止められるかが成功のカギとなります。 ▼インストリーム広告


YouTube動画広告の料金・課金体系
ここからは、上記でご紹介したそれぞれの YouTube動画広告の料金・課金体系をご紹介します。YouTube動画広告は1日1,000円から出稿可能!無駄のない課金体系
YouTubeの動画広告は形態にかかわらず出稿する側が予算を決められます。そのため、低料金から出稿可能です。 YouTubeによると、ほとんどのユーザーが1日の予算をまず1,000円に設定してキャンペーンを展開しているそうです。 課金が発生するのはユーザーが広告を視聴した時に限られるので、無駄な料金が発生することもありません。課金のタイミング

YouTube動画広告の出稿までの流れ・設定方法
それでは、実際に YouTube動画広告を出稿する流れを見ていきましょう。 手順1:動画をアップロードする 自社アカウントや製品のアカウントに広告用の動画をアップロードします。 スキッパブルTrueViewインストリーム広告とインフィード広告には長さの制限はありませんが、長いとユーザーの興味は薄れてしまいますので、30秒〜1分程度に収めるとよいでしょう。 手順2:新しいキャンペーンを作成する Google広告にログインし、「キャンペーン」タブをクリックします。 青い丸で囲まれた+のアイコンをクリックし、表示される「新しいキャンペーンを作成」をクリックします。







YouTube動画広告で利用できるターゲティング
YouTube動画広告で利用できるターゲティングは以下の通りです。ユーザー属性グループ
性別、年齢、子供の有無、世帯年収の基本項目でセグメントできます。詳しいユーザー属性
「ユーザー属性グループ」の4項目に加え、以下のような詳細なユーザー属性を設定できます。よりユーザーの状況にあった広告を配信可能です。配偶者の有無
・独身 ・交際中 ・既婚教育
・高校卒 ・学士号 ・大学院卒 ・現役の大学生住宅所有状況
・住宅所有 ・賃貸興味/関心
どのような項目に興味関心のあるユーザーに広告を配信するかをジャンルごとに設定できます。非常に細かい分類があり、自社のサービスやブランドに合わせてカテゴリをカスタムすることもできます。このセクションだけで100以上のチェックボックスがありますが、基本的には広告でPRしたいサービスやブランドに関係のある項目だけにチェックをすればよいでしょう。ライフイベント
マイホームの購入、引越し、大学卒業、結婚などの人生の節目では、購入行動やブランドの好みが変わる可能性があります。この項目を設定しておけば、該当する見込み顧客にアプローチできます。購買意欲の強いオーディエンス
出稿しようと思っているサービスやブランドに似たものを調べていたり購入しようとしたりしているユーザーに広告を配信できます。カスタムインテントオーディエンス
ユーザーがGoogle 検索で使用した検索語句に基づいたターゲティングができます。動画リマーケティング
動画、TrueView 広告、YouTubeチャンネルの閲覧などの行動履歴に基づいて広告を表示できるターゲティングです。 YouTube動画広告の企業事例 実際にYouTube広告を効果的に活用している企業事例をご紹介します。- LINEマンガ

- snaq.me(スナックミー)

まとめ
動画の視聴がより一般的になっている今日において、YouTubeで自社や製品、サービスをプロモーションすることの重要性は高まっています。 テキストや画像よりも情報量が多い動画は、内容や見せ方によっては国境を越えて伝わるコンテンツになります。広告を上手に使えば、限られた予算でも多くの人に露出することも可能です。大きな可能性を秘めたYouTube動画広告、ぜひチャレンジしてみてください。この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

企業のWeb担当者様が積極的にSNSをビジネス活用していけるよう、ソーシャルメディア関連の「最新ニュース」「運用ノウハウ」「事例・データ」の情報を素早くキャッチしてお届けします。