新しい働き方に繋がるマッチングサービスまとめ。『ソーシャル』から『リアル』に仕事が生まれる時代へ。

2014/10/17

『特化型』のマッチングサービスが増えてきています。


ソーシャルマッチングサービス 仕事 就職

『ソーシャルマッチングサービス』という言葉を、みなさんはご存じでしょうか?


ざっくり言うと、SNS上で関わっている人とリアルに『会う』ことができるサービスのことを指し、SNSに登録されたプロフィールや趣味・集まる目的などをベースに、組み合わせ・日時を設定して、実際に誰かと会う仕組みになっています。


ここ最近、そのマッチングサービスの中でも特に、仕事という分野に特化したマッチングサービスが、新しい職探し・働き方の形として注目を集めています。


今回の記事では、この新しい働き方に繋がるマッチングサービスとして、1.ソーシャルからリアルに仕事を見つけられるサービスと、2.ソーシャル上で『副業』としてスキルを提供できるサービスの2つをご紹介します。



    ■目次


    今注目!仕事系マッチングサービスとSNSの可能性。


     1.憧れの企業の人にリアルで会うことができるサービス


     2.ソーシャル上でスキルをやりとりするサービス


     3.『ソーシャル』から『リアル』の仕事が生まれる時代


1.憧れの企業の人にリアルで会うことができるサービス


最初にご紹介するのは、「気になる会社で働く人」や「憧れの業界の人」とソーシャル経由でリアルに直接会い、新しい仕事を見つけるチャンスとなるマッチングサービスです。就活中の学生・採用中の企業双方にとってメリットのある仕組みになっています。


1.WANTEDLY




https://www.wantedly.com/


WANTEDLYは、ソーシャル経由で仕事を見つけることができるサービスです。


WANTEDLYでは、WANTEDLYに求人情報を掲載している企業に、ユーザーが「まずは直接会いにいく」ところから始まります。採用担当者と応募者は、スキルや職歴よりも先に理念や人となりのお話をして、そこから採用や他の可能性に繋がっていく、という流れになります。Facebookと連携することで、アカウントの信頼度も増すうえに、SNSで求人情報のシェアもできるので、従来の採用・就職活動とは全く違うルートで仕事を見つけられるサービスです。


2.Time Ticket



https://www.timeticket.jp/

『わたしの30分を売る』というコンセプトのTime Ticket。「○○を教えます」から「一緒にランチ食べます」「彼女のフリをします」など、お題はなんでもアリのマッチングサービスです。支払われた金額の一部または全部は、ホストが設定した寄付先に寄付されます。


売られているチケットの中には、「○○業界について教えます」といったものや、企業のCEOが発行するチケットも多く見受けられます。チケットをソーシャルメディアでシェアすることもできるので、SNS起点で憧れの業界で働く「中の人」にリアル会うことができるマッチングサービスです。


3.ソーシャルランチ



http://www.social-lunch.jp/

『気になる業界の社会人とランチに行ける』というコンセプトの、学生、特に就活生向けマッチングサービスのソーシャルランチ。Facebookと連動して精査・登録するため信頼性も高く、また「ランチに行く」というハードルの低さから、気軽に気になる人と会うことができるサービスとして人気を博しています。


4.ヒルカツ



http://www.hirukatsu.com/

※ラボ編集部注:2016年7月現在に上記URLが残念ながら閲覧できないため修正をしました。


こちらも就活生が社会人とランチに行くことができるマッチングサービス。ソーシャルランチとの違いとして、ヒルカツは予め登録した情報を基に自動的に相手を見つけてマッチングしてくれる仕組みになっています。ツテやコネがなくても、気になる業界の「会いたい人に会える」サービスです。


2.ソーシャル上でスキルをやりとりするサービス


2つ目にご紹介するのは、リアルに人と会いにいく訳ではなく、オンライン上で仕事のやりとりをするスキルマッチングサービスです。もちろん金銭のやりとりも発生し、中ではこれらのスキルマッチングサービスで多く稼ぐ人も居ます。


1.クラウドワークスとランサーズ



http://crowdworks.co.jp/


http://www.lancers.jp/

ネットで仕事を不特定多数(クラウド)に仕事を依頼し、受け取り手もオンラインで作品を提出し契約が完遂する、いわゆるクラウドソーシングサービスの大手であるクラウドワークスとランサーズ。


ロゴの作成などのデザイン系の仕事から、ライティングに関する仕事、Web制作やシステム開発など、依頼される仕事は様々。依頼をコンペとして競わせるコンペ形式から、先に依頼する人を決めてその人に仕事をお願いするプロジェクト形式、そして単純作業を複数の人に依頼するタスク形式があります。


2.ココナラ



http://coconala.co.jp/

ココナラは自分の持つ『スキル』をオンラインで売るサービスです。仕事の依頼から始まるクラウドソーシングとは違い、スキルを持つ人が、一回500円から自身のスキルを『出品』する仕組みになっています。ビジネス関係のお仕事だけでなく、占いや相談といったジャンルの出品が非常に人気となっています。


3.ストリートアカデミー



http://www.street-academy.com/

ストリートアカデミーは、仕事ではなく『ならいごと』をオンラインでやり取りするスキルマッチングサービスです。自身の持つスキルを提供し、オンラインで誰でも先生になることができます。


3.『ソーシャル』から『リアル』の仕事が生まれる時代


例えば、SNS経由で同じ趣味を持った人と繋がり、リアルでも会ってみる、いわゆる『オフ会』は今でも行われていますが、今やその一歩先に行って、これまでは考えられなかったような憧れの会社や業界で働く人にも、上記のサービスを通じて直接会うことができるようになっています。


これらのサービスでカギとなるのは、やはりソーシャル要素。サービス内で評価やコメントをすることで、各個人の信頼度が増すようになります。また外部のSNSとの連携、特に実名制であるFacebookと連動することで、オンラインとオフラインの垣根がなくなり、よりリアルに繋がっていくように感じます。


従来のステップを踏んでいく就職活動や、副業に対するハードルといった概念が大きく変わり、新しい働き方を提唱してくれそうなマッチングサービス。SNS特有の敷居の低さが、こういった『憧れの人』に会うことをより気軽にしてくれています。一口に『マッチングサービス』といっても、恋愛や趣味ベースのものだけでなく、色々なサービスがあって面白いですね。




以上、『新しい働き方に繋がるマッチングサービスまとめ。『ソーシャル』から『リアル』に仕事が生まれる時代へ。』でした。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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