【保存版】動画共有サービスと各SNSの連携一覧!Youtube・Facebookなどの再生時間も徹底網羅。
2015/05/01
「Youtubeの動画をアップしたいけど、どのサービスにアップすればいいのかわからない」
「Instagramで動画を撮ってみたいけど何秒まで撮影可能なのかわからない」…
おはようございます、スマリストブログの田嶋です。ラボ読者のみなさんは、上記のような悩みを感じたことはありませんか?
ソーシャルメディアで動画を見ることが珍しくなくなってきた中で、わかっているようで意外とややこしい部分、どのサービスとどのサービスが連携しているのか、そしてアップロードするプラットフォームにはどんな特徴があるのかをあらためてまとめました。
各種SNSに動画をアップしたい・動画を共有したいとお考えの方は必見です!ゴールデンウィーク中に動画を撮影してSNSにアップする場合にも、ぜひご参考ください!
■目次
1.動画サービスとプラットフォームの繋がり
さて、まずはYoutube、Vine、Instagramの3つのサービス上にアップロードされた動画を、どのプラットフォームにシェアすることができるのかを以下のテーブルに示しました。おなじみのYoutubeに加え、6秒動画のVineと15秒動画のInstagramですね。
横=アップロードする動画サービス、縦=シェアされるプラットフォームで、よく使われる各種プラットフォームとの連携事情をまとめました。
各サービスにアップした動画を簡単に共有することができ、埋め込みできる場合は「○」、できない場合(自力でURLをコピペする必要があったり、共有先では埋め込まれずにURLが表示されるだけになる)は「☓」としています。Webブラウザ版とスマホアプリ版の2種類あります。
Webブラウザ版
Youtube | Vine | ||
---|---|---|---|
〇 | 〇 | – | |
〇 | 〇 | – | |
〇 | – | – | |
Tumblr | 〇 | – | – |
Youtube | 〇 | – | – |
– | – | – |
Youtubeのシェアのしやすさが光っていますね。
(Youtubeはここであげた以外にも多数のプラットフォームにも共有することができます)
そして特筆すべきは、Webブラウザ版のInstagramではアップロードされた画像や動画を見ることに特化されており、何一つ投稿したりシェアすることができないということです。
スマホアプリ版
Youtube | Vine | ||
---|---|---|---|
〇 | 〇 | 〇 | |
〇 | 〇 | △ | |
– | – | – | |
Tumblr | – | 〇 | 〇 |
Youtube | ○ | – | – |
– | – | 〇 |
Webブラウザ版とはかなり様相が違うことがわかるかと思います。
スマホではYoutubeはFacebookとTwitterのみしかシェアすることはできません。
反対にInstagramはPinterest以外の全てのプラットフォームにシェア可能です。
2.各動画プラットフォームにおける詳細情報
以下ではプラットフォームとしてFacebook、Twitter、Pinterest、Youtube、Instagramの5つのメディアを取り上げています。
少しややこしいのはFacebook、Twitterは各種動画サービスから共有することもできるうえに、独自の動画機能も備えているということなので、この点にも注意しながら読み進めていただけると幸いです。
Facebookに直接動画をアップロードする場合
動画アップロード最大再生時間:20分
動画アップロード最大容量:1024MB(Webブラウザ版)
100MB(スマホアプリ版)
アップロード方法:ストレージ&アプリ内撮影&シェアボタン
Facebookに動画を直接アップロードする場合、いわゆるFacebook動画を利用するケースでは、容量制限がWebブラウザ版でも約1GBと他サービスと比べかなり大きくなっています。ホームビデオなど更に容量の大きいものを投稿するのであれば後述するYoutubeが最適ですが、Facebook動画もある程度の長さ・重さの動画のアップロードに対応しているんですね。
また、スマホ版のFacebookアプリから動画を撮影することができますが、その場合もFacebook上にのみアップロード可能で、アップロードできる動画の容量はWeb版の10分の1ほどです。
タイムライン上の見え方としては、動画だけがフィード上で自動再生され、音声は再生されないのも特徴ですね。
参照リンク:
外部動画サービスからFacebookに動画を共有する場合
上記はFacebookに直接動画をアップするケースですが、前項でもお話しした通りFacebookではYoutubeやVineなどから動画を連携共有することが可能です。
この場合アップできる動画の長さはそれぞれの動画サービスに依存するので、詳しくは後述しますが、例えばYoutubeにアップした動画をFacebookに共有する場合はYoutube上にアップロード可能な時間の動画が共有できます。要するに、Facebook動画の制限以上の長さ・容量の動画をFacebook上に共有することが可能です。
Twitterに直接動画をアップロードする場合
動画アップロード最大再生時間:30秒
動画アップロード最大容量:?
アップロード:ストレージ&アプリ内撮影&シェアボタン
Twitterの動画機能は2015年に実装されました。アプリで撮影すると撮影後簡単に切り貼りしたり、シーンを並び替えることができるので、まさにVineの30秒まで撮影可能版のようなイメージになっています。
TwitterもFacebook同様、アプリ内撮影を行った動画はTwitter以外にアップロードすることはできません。また、Webブラウザ版からは保存している動画であっても投稿することはできません。
外部動画サービスからTwitterに動画を共有する場合
Facebookと同様に、TwitterにもYoutube・Vine・Instagramから動画を共有することができます。
面白いのは、それぞれ共有するツイートに埋め込まれるのですが、微妙にタイムライン上の見え方が違うという点です。
Youtubeの場合
ポーランドのランタン祭り綺麗だったなあ ●21.06.2012 “Lampiony” Poznan,Poland https://t.co/4FpxW3iEqw
— たーじ しょーり (@kappe04) 2015, 4月 30
タイムライン上では動画のURLのみが表示されますが、個別のツイートを展開すると動画のサムネイル画像も表示されます。
Vineの場合
タイムライン上においても動画のサムネイル画像が表示され、個別のツイートを展開すると動画が自動再生されます。
Instagramの場合
#AppleWatchより #妖怪ウォッチ https://t.co/3BAe8liGal
— たーじ しょーり (@kappe04) 2015, 4月 29
動画アップロード最大再生時間:なし
動画アップロード最大容量:?
アップロード方法:シェアボタン
Youtube、Vimeo、Ted videoといった外部サービスからのみ動画共有が可能で、Pinterest自身は動画のアップロードはできません。
基本的には各サービスに備わっているシェアボタンから動画共有しますが、他にもブックマークレットや拡張機能を使って共有することが可能です。
タイル上の見え方としては、全てクリックして動画(GIF動画も含む)を再生するタイプが主で、自動再生機能はありません。
使い方によっては、例えばYoutubeやVimeoから音楽動画をPinしてPinterest上に並べることで、ジャケット写真を選ぶプレイリストのような感覚で動画を楽しむ、といったこともできそうです。
参考リンク:
Pinterestのブックマークレットは便利なので使用方法説明
Youtube
動画アップロード最大再生時間:15分(※11時間)
動画アップロード最大容量:128GB
アップロード方法:ストレージ&シェアボタン
Youtubeにアップロードできる動画の上限はデフォルトでは15分です。これ以上の長さの動画をアップロードしたい場合は、下記の手順に沿って上限の引き上げを行う必要があります。
1. パソコンで動画のアップロード ページ(www.youtube.com/my_videos_upload)にアクセスします。
2. ページ下部の [上限を引き上げましょう] をクリックするか、https://www.youtube.com/verify にアクセスします。
3. 手順に沿って、電話を使用したアカウントの確認操作をします。確認コードの受け取り方法は、携帯電話のテキスト メッセージまたは電話の自動音声メッセージのいずれかを選択することができます。
前項であげた表を見てみると、YoutubeはWebブラウザ版で視聴及びシェアなどの共有を行い、スマホアプリ版では視聴するという行動を促しているようにも見えますね。
なお、外部の動画サービスからYoutubeに共有する、という連携機能は備わっていません。とはいえ例えばVine動画をYoutubeでよく見かけたりしますが、Vine動画を1つの動画として保存してYoutubeにアップロードしなおす、という使い方がされているだけで、プラットフォーム同士の共有機能はないようです。
動画アップロード最大再生時間:15秒
動画アップロード最大容量:?
アップロード方法:ストレージ&アプリ内撮影&シェアボタン
スマホ版アプリから動画撮影が可能で、15秒以内なら複数カットの動画を一つにまとめることができます。
Instagramならではの機能としては、やはりフィルターをかけることができる点があげられます。画像の投稿に比べて数は少ないですが、フィルターを適用するだけでオシャレ度が増すのは画像も動画も同じですね。
タイムライン上の見え方としては、アップロードされた動画が自動再生されます。
なお、Instagramには外部動画サービスから動画を連携共有することはできません。あくまでもInstagram上ではInstagram動画しか再生できないんですね。
動画投稿のまとめ
ここまで述べてきたことから、このような使い分けが考えられると思います。
●長い動画をアップしたい!
⇒Facebook、もしくはYoutubeにアップロード
●Vineのように細切れで動画撮影したい!
⇒Twitterで撮影し、Twitterにアップロード
●オシャレなフィルターをかけたい!
⇒Instagramにアップロード
●タイムライン上で自動再生させたい
⇒Facebookにアップロードもしくは、Vineで撮影してTwitterにアップロード
これからますます存在感を増してくること間違いなしの動画分野。
様々な動画を撮ることのできるアプリも多数出てきましたが、それらをどこにアップロードするかはBtoCでもBtoBでも考えるべき項目です。
本記事が、それぞれの動画サービス・SNSの特徴を押さえて、いい感じにSNSと動画を使いこなすための参考になったのなら幸いです。
以上、『【保存版】動画共有サービスと各SNSの連携一覧!Youtube・Facebookなどの再生時間も徹底網羅。』でした。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部